シャブだよ!!
君は高らかに唄う。
そしてテレビを観る。
クソとしょんべん。俺は最近太ってきたので酒のつまみを控えている。
いや、酒そのものすら減らそうとしている。
恐れ入ったか。
この馬鹿垂れ。
このハゲ。
せいぜいシャブでもやってろ、ハゲ。
そうだ、俺は今日から初出勤してきたんだ。
そう、食肉加工工場。なかなか爽やかで陰鬱な、いいところだよ。
話が反れたな。
俺は、依存物質をコントロールしつつあるのだよ!
すげえだろ?
お前なんかシャブとかパチンコとか酒とかタバコとかやめらんねーだろ?
ああ、俺はまともになりつつある。そしてそれは法務省矯正局のおかげかもしれない。
日本の糞な法律のおかげかも。
というか、社会には枠があって、そこから逸脱することに快楽を見出だしてしまうと、
なかなか大変なんだな、これが。
ドラッグがある。アルコールがある。
馬鹿ばっかりである。
俺も馬鹿にちがいない。
しかし、刑務所はもっと、ハイパー馬鹿の集まりであった。
シャブやる奴は馬鹿である。
今、我輩酒飲みながらこれ書いてんだけど、
わかるよな。
シャブやる奴は馬鹿である。
馬鹿。
さらにもう一度言う。
馬鹿。