Caravan of love

こんなもん、韓国製の発泡酒を飲みながら、半ダースなんかすぐなくなるよ、ちょろいもんだ。
そんで何だって?薬物依存症状で、あんた何だって?悩んでんの?恋愛は?カネもない?
ぶっとばせ。
ファンクがある。FUNKだ。ファンクがある。
関係ねえ、ぶっ飛ばせ。
おれの不幸を願ってくれよ。
おまえの幸福のために。
死んでもいい。
笑って。
少しおれに触れて。たしかめて。
笑って。
ファンクだ。
言い訳などなにもないんだ、見ろ、おれの裸。
ああ。
いままさにおまえの手を捕まえることができたなら。
この檻の向こうから。
アルコール臭い汗と吐息と少しばかりの妄想とファンタスティック。
月が見える。
シーツからだらりと垂れたおまえの白い手。
獣のような目で。
雲にのって。
獣のようなmindで。
ああ。狙いを定めて。今夜の常備薬は?
明日の予定は?
先生、ぼくは社会復帰できますか?
お願いします。
神。
お願いします。
ぼくは、
この見知らぬ土地を、ラクダに乗って。

なあ、
薬物依存症なんか屁でもねえぞ!
なにメソメソしてる?
乾ききった風景に絶望してんだろ?
おれと同じものを今見てるんだろ?

おれを見ろ。
そして生きろ。
大したことじゃない。

見てみろ。
生きろ。